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[絵本] ネット黎明期を伝える絵本『勇者ルースと友達』

この記事どう? ええよ~

1997製作ののコンテンツを電子書籍化しました。

勇者ルースと友達 01

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私が「ホームページ」とやらを解説したインターネット黎明期に 1997 年に作った絵本を電子書籍化しました。

このコンテンツはブログ黎明期の 2003 年に、いったん、自サイトから消されました。サイト移転の影響で、
「もう、置かなくていいか」
などと思ったので。

のちの 2012 年、電子書籍元年(三年目三回目の元年)。ブクログのパブーに置いて売るコンテンツ不足に直面した私は枯れ木も山のにぎわいてきに、この絵本のことを思い出して有料の電子書籍として復活させたのでした。

で、2019年、電子書籍元年(九年目九回目の元年)。パブーが閉鎖されるというので、じゃあってんで PDF 化と Kindle 化を行ったのでした。

試し読み

勇者ルースと友達 02

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勇者ルースと友達 04

勇者ルースと友達 05

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勇者ルースと友達 18

勇者ルースと友達 19

試し読みはここまでです。気に入った!続きが読みたい!と思った方は、下記の「ご購入」にお進みください。

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BOOTH と pixivFANBOX のものは PDF です。Kindle のは .mobi フォーマットです。 .mobi は若干、私の意図通りのレイアウトやフォントになってないので、PDF の方をお勧めいたします。

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 >絵本『勇者ルースと友達』|桝田道也|pixivFANBOX
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おぼえがき

私の作るものはいつだってそうですが、こいつもまず、自分のために描いてますね。 子供ファーストじゃなくて自分ファースト。

まぁ、もちろん、1997 年のネット黎明期のコンテンツなんで、子供が見るとはあまり考えておらず、しかも趣味のコンテンツ。 そのうえ、マンガ家デビュー前。そりゃ、自分と自分の友人にウケるようなものを作りますよねー、というわけで、特に反省するわけではありませんけど。

反省でもありませんが、ちょっとだけ心にひっかかるのは、そんな素人時代のプアーなコンテンツをいま、有料で販売していいのかどうかってことでしょうか。

これまた、自分の中では
「インターネット黎明期を伝える史料的価値がある」
という独断理論で解決済みではあります。

なにしろ、初出時は 160×120 ピクセルですからね。2万画素ですよ。0.02メガピクセルですよ。20キロピクセルですよ。

しかも GIF なので 256 色。こいつを HTML で WIFTH=”320″ とか指定して縦横2倍(つまり面積で言えば4倍)表示しとったわけです。

誤差拡散で 256 色に減色した画像を倍サイズで表示してたわけですから、当然にドットが目立つわけです。 が、当時からドット大好き人間だったので、逆にそれを狙って絵作りしていました。

元、タウンズユーザーなのでね。320×240 32,000 色の画面は、心のふるさとでした。

なので、CG の造形が 1997 にしても古臭いのは、わざとですね。 わざとプリミティブな立体での造形を意図して作ったわけです。

目指したのは 1989~ のフジテレビ放送クロージングのアレ。

まあ、あと、簡単な造形にしないと完成しないだろうしな、というのもありました。

これは学生時代、まじめでかっちょいいCGマニメやマンガを作ろうとして、
「まぁ、個人で作るんだし簡単に 20 分くらいの作品を」
とか考えてたら、3分つくるのさえ3ヶ月くらいかかって、見事に完成しなかった苦い経験と学習の結果ですね。

ちなみに第2話『勇者ルースとクリスマス』で、モノトーンになってるのは、これもウェブページのサイズを小さくしたいという涙ぐましい努力のため。

画像が 21 枚と予想より多くなったので、1ページあたりのサイズは 50KB 以下でも、全体としては結構大きくなっちゃうな困ったな……というわけで、256 色をあきらめて 16 色 GIF にしたというわけです。

おっちゃんたちな、そういう時代を生きてきたんやで。 ええのう、「ギガが減る」やて。わしらのわかいころには想像もつかんかった言葉やわ。

第3話以降を作らなかったのは飽きたからです。作品自体にも飽きたし、CGに飽きてしまってました。

思い出せる話というと、それくらいですかね。

あ、そうそう。勇者ルースの名前の由来は、すっかり忘れていました。

読み返して、魔王くんの名前がマグナスで能力が磁力系であるところから思い出しました。

チャールズ(プロフェッサーX)とマグナス(マグニートー)が名前の由来だったんですね。

名前を決めなきゃいかんとなったとき「ヒーローと悪の親玉が、かつては仲良し」というテーマで思い浮かんだのが、件の二人でした。

借りたのは名前だけですけどね。

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