日記 2004年1月上旬
御慶
とりあえず、今年の年賀状画像。
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
帰省中のアレコレはゆっくりと書きます。
帰省したのことよ。
29日
スカイネットアジアだと思っていたらANAだった。 チケット予約は兄にまかせっきり。SNAは取れなかったと。 他社より1万円安けりゃ、そりゃ取れんわな。
30日
DVDでロード オブ ザリングの1を観た。 感想?井筒に賛成。my父も始まって5分後には眠りこけてた。 フロド役の人の子猫のように逃げまどう演技がパラサイトと同じで良かった。 当代随一の逃げ専役者(違うか)。ちなみに俺は最後まで眠らずに観た。
そのうち渋々2もレンタルで観るだろう。 映画館に行かなくて&原作を買わなくて良かったと思った。
31日
居間にTVが2台あったので、 紅白をBGMに実況を音声OFFでサップvs曙を観戦。すると
K-1 | 紅白 |
---|---|
曙入場 | 坂本冬美「あばれ太鼓」 |
サップ入場 | 細川たかし「浪花節だよ人生は」 |
曙轟沈 | 森山良子・BEGIN・夏川りみ「涙そうそう」 |
KOシーンのリプレイ | 長渕 剛 「しあわせになろうよ」 |
……文字じゃ伝わりにくいが、異様にハマっていて大笑いできた。
元旦
青島神宮、宮崎神宮に初詣で。おみくじは小吉と吉。 いずれも目上の人のアドバイスに従えとのこと。わっかりまっした~♪
2日
初商いなどへ行く。妹夫婦来る。すきやき。 うっかり鍋の近くに座ってしまったために初めて味付け担当をした。 家長じゃないのに(九州では基本的に家長がすきやきの鍋奉行を勤める。 数少ない家長の威厳を示す機会なのだろう)。難しい。
割り下が無いのですぐ焦げ付くし、砂糖をどれくらい入れたらいいかわからなかった。 まぁ食べれたので良かったかと。
3日
東京に戻ってきた。部屋に戻るとカビ臭かった。 買い物に行って、帰ってゲームして寝た。
日記(1/5)
世間並みにワタクシも仕事始め。単行本の直しとあとがきを書いたり。
帰省前に買ったトルネコの大冒険アドバンス、一応、不思議のダンジョンをクリア。
クリアするまでは
「さっさと”もっと不思議”やらせれ~」
とイライラしていたが、いざ出来るようになるとどうにも。
結局、パン1個クリアも転職して技とか覚えてグダグダ…、てのがどうにも萎え。
このシリーズもまた、 続編が出るたびに複雑化して初期のシンプルなシステムだから実現できたバランスの良さが失われていっているのか…。チッ。
写真は昨日書いた、「紅白とサップ-曙戦の奇跡のコラボ」の様子。伝わるかしら。
日記(1/6)
つい2度寝してしまった。起きたら頭が痛かった。
あとがきの文章を少し手直し。 あとは表紙やらソデ画像を一応、サンプル用に印刷。その他色々CD-Rに焼いた。
で、前に住んでいたアパートの大家さんに明日、伺う旨を伝えた。 長年お世話になったお礼に差し上げた絵を裏表紙に使わせてもらおうと、借りに行くのだ。 でも小平は遠いよ。
やはり目視だと限界があるようなので、 モナーフォントの文字幅の設定を調べた。
コードと幅の数値しか書いてないから、コード対応表とにらめっこせねばならず、 面倒で今まで避けていたのだ。十数か所、1ドットのズレが見つかった。 やれやれ。直さねば。
ちうことで日記に書くのを忘れていたけど、 BeOSのページとギャラリーを、ようやく前のサイトから移動させましたよ、と。
モナーフォントの文字幅設定を調べて、 ますますMSPゴシックの文字幅設定の理不尽さへの怒りが募った。 なんで「ゝ」より「ゞ」の方が文字幅が狭いんだか (それともモナーフォントが間違ってる?そうは思えないけど)
帰省の話の落穂拾い
思い出したが、元旦に「宮崎 こどものくに」へ行ったのだった(写真)。
自分が行きたいと言ったくせに忘れるんだからもう。 赤字改善をめざして今年から入場料は無料(ただしフラワーフェスタ開催中を除く)になったから、ということで。
入場料800円を取られたら〝ふざけるな〟的な何もない遊園地だけど、 タダなら何もないのがかえって良いマッタリした和みスポットだ。自然も多いし。
まったくお金を落とさず見物だけして帰るのは気が引けたので、 ピラルク目当てで淡水水族館に入ったら想像を絶する臭気が充満していて驚いた。
my兄は吐きそうになりながら足早に一周したあと退散した。 一人で見るのも寂しいので自分も続いて退館したが。
……淡水水族館以外はオススメの遊園地だと思う。 宮崎にお越しの際はぜひ。
こどものくにへ行ったあと、お墓参りへも行った。これも日記に書き忘れていた。
日記(1/7)
先の大家さん宅に年始参りしてきました。お年玉をたくさんもらいました。
お年玉の中身 (ブロッコリ、キャベツ、サニーレタス、芽キャベツ、ほうれんそう、菊(観賞用)) ありがたいことです。
おじさん(大家さん)は、 次のNHK連ドラの大工アドバイザーとしてまた借り出されている様子。 前は天うららの大工指導をやっていた。
それ以外もNHKのドラマで関東で制作されているドラマの、 大工面でのアドバイザーとしては結構重宝がられている人だったりする。
野菜は趣味の市民農園で作ったもの。取れたてですよ。ウシシ。
帰ったら担当さんから留守電アリ。 また明日電話します、と。
つまり今日は編集部に戻らないからかけても無駄ですよということかしら。 素直に明日のお電話お待ちしております>担当様。
O野さん宅贈呈用の絵の下描きが7割方終了。新年会までに間に合うといいんだけど。
日記(01/08)
単行本用のアレコレを渡して、食事をお年玉してもらいつつ、長雑談にもつきあってもらった。
いつもすみません。>担当氏。現モーニング担当氏は自分と同い年。
ドリフのDVD、買ったのだと。予約特典のハッピもゲットだと。あらかた見終わったのだと。
貸してくれるらしい。楽しみですな。
毎度、モーニング/イブニングの編集さんに、 ウェブサイト作れ、なんなら俺に作らせてくれ、 と言っているけどナシのつぶて。 なんとかならんのかしら。 テキスト中心の地味~なサイト作りますよ。ええ。
べつにこのサイト(桝席)は、隠してやっているわけではないけど、宣伝もしていない。 別に大人気サイトを目指しているわけでもないし、 広告を取ろうと頑張っているわけでもないので。
んだからモーニングに載った浅倉家の扉やの近況やらにもURLは書かなかったわけだけど、 単行本を売るためにはなんでもやったほうがいいのかねぇ、などとも思ったり。 さすがに2巻の広告が1/6ページくらいは割いてもらえるだろうし、 そこに小さくURLを書いても……と思わないでもないのだけど。
でも結局、重くなって自分が自分のサイトを見るのに苦労するのが嫌なんだな。 そんなわけでやっぱりURLは書かないことにした。
2巻のオビを誰に依頼するか、審議中らしい。 個人的な希望を出しておいたのだが、ペケになった。 せっかくだからもっとネームバリューがある人を、という事らしい。 ピンポイントでは凄くネームバリューがある人なんだが…。
まぁオビもタダじゃないしな。仕方がないか。 誰の七光りになるか現時点では不明ですが、 アテにしている方々に断られたらもう一度俺の希望を汲んでもらいたいなぁ。 俺や編集さんが考えたキャッチコピーをオビにするよりは良いでしょうから。
フリー百科事典:ウィキペディア
で、登録語が2万件突破ということで、スラドのニュースにもなってたし、 知名度があがったような気もしたので、 自分の項目(『桝田道也』)を作ってみた。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A1%9D%E7%94%B0%E9%81%93%E4%B9%9F
自分で自分の項目を作る奴はあまりいないんじゃないか(エヘン)いばることじゃないか。
追記
久々に見たら、ネタの作りこみが秀逸
と書いてあった。
さすがにこれは自分で書いてはいませんよ(笑)
そこまであつかましくはないです(褒められる分には何も問題無いので、秀逸おおいに結構です。感謝>書いてくれた人)
日記(1/9)
朝、起きたらそこは夜だった。 お、文学的表現だ。ちがうか。
O野様夫婦に寄贈する絵を塗り。 なんか原色やら金やら銀やらが目に痛い、 部屋に飾りにくい絵になりつつある……。 押し入れにしまってください。って意味ないか、それじゃあ。うーん……。
来週、打ち合わせが来襲。
写真は、宮崎こどものくにのラクダさん。
宮崎こどものくにを応援するぞ運動実施中。
「マンガはもうかるのか?」 夏目房之介
http://www.comicpark.net/natsume040109.asp
日記(01/10)
O野様への寄贈絵、塗り終了。結局、色がなぁ…。 ヒロヤマガタというか、鈴木英人というか、そっちの能天気な極彩色系で……。 自分の南方系気質とセンスの古さを再確認。
まぁいいや。絵からストーリーを汲み取っていただければ、そこそこ楽しめるでしょう。
「中継ステーション」クリフォード・D・シマック。読了。
日記(01/11-12)
O野様宅にて新年会。ダラダラと飲む。 新婚祝い&家購入祝い&引越しとリフォーム一段落記念、 ということで拙作の絵なんぞ寄贈。
今ごろ、失敗している部分に気がついた。直したい。でも今更遅い。 タイトルは「2054」。今から50年後、みたいな~。
くたびれたセグウェイに乗った郵便配達夫は今日も笑顔で挨拶を投げている。
人間で言えば50歳くらい(製造されてから50年経ったから) のアイボもどきはもはやオークションにも部品が出回らなくなってきており、 次に故障したらもう2度と直せないだろう……。
とかまぁ、そういう絵。
『青春のセレクト』
読みましたよ、きのけんさん
うん、たしかに「青春のセレクト」の方が面白いですね。 でも般若心経入門の方がオッパイ度高いからなぁ。うぅ~む(←悩むな)
ついでに「ザ・掲示板」(OHP他・共用)にタレコみました。覚悟するように(何を?)。
で、新年会のあとダラ~っと16時間くらい寝てしまいましたよ。イェイイェイ。
日記(01/12-13)
一昨日の忘年会。
『渡る世間の鬼ごろし』なる清酒を見せて
「桝田ならわかるだろう」
と謎をかけられても困りますI辺さん。
渡る世間の鬼ごろし→渡鬼→わたおに→週刊わたしのお兄ちゃん
を連想するのは僕には無理ですよ、というか僕を誤解しています。
O野さん奥様はマジに料理が美味くて感動しました。すげぇ。煮豚が特に美味かったです。 お歳暮で貰った「魔王720ml」を持っていった所、大好評でビックリ。俺が。
「時々、野菜炒めに使っている」
と発言したら狂人扱いされるし。
でもなぁ……楽天で¥3000~5000、でも現地酒屋の通販価格だと、¥1500くらいですよ(どこも在庫無しだけど)。
「百年の孤独」と同様、昨今の焼酎ブームによって過大評価されていると思う。
北海道の魚介類や四国のうどんと同じく、その土地の出身者にしてみれば
「何を驚いてるの?これが普通じゃん」
としかいいようがないというか。
まぁ酒の味なんざわからねぇ、アルコールが入ってりゃなんでもいい俺がこんな事言ってもなんの説得力もないですけど。
サッサとブームが終わって、地元民が適正価格で買える状態に戻ればいいと思う。
日記(01/13)
夕方よりイブニング担当さん方と打ち合わせ。 以前は打ち合わせ中は向こうの指摘を理解するのに精いっぱいで、 その場で代案を出すのなんて無理、 という感じだったけど最近は少しできるようになってきた。 これも慣れか。
タイトル案、俺は「イイ!」と思っていた案の評価が全然で、ガッカリ。 なんかカッチョエエのにしたかったんだけど。 カッチョエエ作風の作品&作者じゃなかんべえ、という事らしい。あうあうあ。
それはそうと最近のイブニングは直前にタイトルが変更となるケースが二つ続いたなぁ。
- 「ブレイブ・ピッチ」→「ゲキトウ」
- 「ガリバー・ゲート」→「俊平1/50」
タイトルの話は置いとくとして、別の話。
ネームでやんごとなきお方を描いたら、NGが出された。
かなり気を使って、不敬にならないような描き方をしたつもりだったが
「なにはともあれ、出すな」
という事らしい。君子危うきに……か。難しいですな。
日記(1/14)
モーニング担当さんよりドリフDVD届く。感謝。
母上様より食料届く。かるかん、とか。 このあいだ帰省した時に作ってもらったら失敗した件をひきずっちゃっただろうか。 悪いことをした。ちなみに送られてきたのは市販品。
誤字がみつかったので、講談社へ出向いて修正。 担当さんが出向いてもいい、みたいな事を言っていたけど、 部屋が足の踏み場もないほど散らかっていて、 しかも少し生ゴミ臭いので丁重にお断りした。 寒い中、外で待たせるわけにもいかんし。
その際、担当さんから聞いたちょっと面白かった話。 担当さんがまだ新人でアフタヌーンで働いていた頃、 「魔窟ちゃん訪問」でも紹介された某先生のお宅 (ここまで書いたら伏せる意味ないかもしれんが) に原稿を取りにいったけど、やはり中へは入れなかったそうだ (某先生宅は、ふくらはぎのあたりまで「モノ」が堆積していることで有名)。
それで、おそらく時間的余裕が無かったからだろうが、 深夜、路上で、ハサミをチョキチョキ言わせながら写植を貼ったそうな。
「誰もが皆、自分を避けて通るし、いつ通報されるかヒヤヒヤものでした」(担当さん・談)
そらまーなー。ちうことでひさびさに「魔窟ちゃん訪問」をひっぱりだしてきて、 該当ページを眺めてみた。……ああ汚い。そしてある意味では理想。
2004/01/15(Thu) 08:54