『たのしく箱型カメラであそぼう!』でたのしく遊んでみた
コクヨS&T おもしろ探検隊『たのしく箱型カメラであそぼう!』で、秋休みの自由研究をやってきました。
Amzzon の商品紹介ページにあった、この写真
に惹かれたんですよ。これ、デジカメ突っ込んで接写できるんじゃないかと。
ちなみに付属の印画紙で撮った写真はこんな感じになりました。
なんだかよくわからないと思いますが、神社です。和光市白子3丁目の豊川稲荷神社。
いわゆる、青写真というやつなのだと思います。 現像は現像液を用いず感光させた印画紙をアイロンで熱するだけ。 仕組みはよくわかりませんが、子供でもできるお手軽現像。来年の夏休みの自由研究にいかがでしょうか(気の長い話)
しかし、撮影(感光)に約一時間かかります。ビバ19世紀! 子供が写真の仕組みを学ぶのにはいいかもしれないけど、 大人が趣味としてやるには、すさまじく時間を持て余している人以外には不向きな気がしますね。
そこで文明の利器、デジカメですよ。 この箱型カメラ、画像が紙筒内のトレーシングペーパーに投影されるので、 それをデジカメで撮ってしまおうという算段です。
テストで最初に撮ってみたのがこちら。
こんなんでも ISO1600+長時間露光してます。深夜の室内。光源は蛍光灯のみ。どうもえらく光量が必要なようで。
テストその2。非常に夕暮れっぽい写真ですが、これでも11月の午後3時やや曇天。
まあ、晴天の日中ならなんとかなりそうだと踏んで撮りまくってみることにしました。
撮影のために、こういうものを用意して。
うは。バルサ!段ボール!ボール紙!小学生だ!ここに小学生がいるぞー! こんなん大人の工作じゃねー!
つーか、バルサが柔いからカメラの重みで、だんだん傾いできやがんの。雲台として役に立っていない。もうちっと強度とか考えて作れよ>自分……
まあ、それはそれとして。レッツ la ゴー!
最初の青写真と同じ場所。この写真を見て気が付きましたけど、青写真のやつは左右が逆になってるんですね。
ちなみにこの箱型カメラ、凸レンズが一枚のみなので、トレペに写る図像は上下が逆さまになってます上下左右が反転しています。アップした写真はすべて180度回転させたものです回転ではなく反転させるべきでしたが、勘違いしていたため180度回転させていました。その後も差し替えていません。
和光市下新倉5丁目あたりの小さな神社。最後のはおざなりに確認して、撮れてるつもりでいた。 帰宅して見て、なんだかわからん写真だと思った。
新河岸川。なんかピンボケすぎて思い出の原風景みたいな写真。
ピントを合わせてもこの程度なんだけど。
新河岸水再生センター。工場写真というものは、やはりディティールが克明に撮れてないと面白くないみたいだ。
ガスタンク。こういう、細部が不明瞭でもそれがなにかわかる物が向いていそう。
板橋清掃工場煙突 。プラスチックレンズっぽい発色。
高島平図書館前。二枚目のピンボケッぷりが凄い。油絵のようですらある。
赤塚公園噴水。流れ落ちる水が水に見えない。ステンレス柱が何本も立っているように見える。
以上。被写体深度が浅いせいか、全体にチルトレンズで撮った写真っぽいですね。
子供とか動物の写真も撮ってみたかったんですけどね。 なんせセッティングが手間取るのと機材がアレなので、なかなか……。
ひろん よくわかってないんですが、180度回転させるんじゃなくて、
上下反転すれば、左右が逆にならないんじゃないでしょうか?
いや、ほんとよくわかってないんですけど…
桝田道也 デジカメで撮った方は、左右は逆になってないんですよ。
上下以外は、見た通りに写ってます。
だから180℃回転でいいのです。
ひろん つまり、トレペに映る画像は上下・左右が両方とも反転してる(=180度回転)ってことでしょうか。
ああよくわからない。<そればっか
桝田道也 >上下以外は、見た通りに写ってます。
すいませんこれは私の勘違いでした。
>トレペに映る画像は上下・左右が両方とも反転してる(=180度回転)ってことでしょうか。
その通りです。