第35回ちばてつや賞佳作になったマンガ:『愛こそすべて』
私が第35回ちばてつや賞一般部門に応募して、佳作をいただいたマンガです。
正直、今読み返すと稚拙すぎて作者としては正視に堪えません。
が、恥ずかしいのは私が我慢すればいいだけであって、読む人はつまらないのだけ我慢すればいいので、ここに後悔公開することにしました。
ショート4本+4コマ。全部で21ページ(奇数なのが、いかにも素人臭い)。ナローバンドだと辛いかも。
〝この程度でも佳作は取れる〟と自信をつけるもよし、〝この程度では佳作止まり〟と反面教師とするもよし。好きに参考にしてください。
タイトルは、応募する際に
「無題じゃまずい」
と言われて適当につけたもので、深い意味は無いです。
単に前日にアニメの〝Yellow Submarine〟を見たので、そこからパクッインスパイヤしただけ。
この記事の目次(ページ内リンク)
「闇の中で猫が鳴く」
「考える運転手」
「天気予報の人」
「4コマ」
「おじいちゃんの芸術」
end.
述懐など(見出しのリンクはページ内リンクです)
「闇の中で猫が鳴く」
単に思いついたネタを羅列してみたかっただけ。
既存のマンガの枠組みの打破をうんちゃらとか、そんなご大層なコンセプトがあったわけではない。
3ページ目は、そのまま羅列で終わるのは不親切だと思ったので、何か意味があるようなフリ(実際には何の意味も無い)のために追加した。結局、不親切。
「爬ッ」の中にサンショウウオ(両生類)がいるのはネタのつもりでした(ボケきれてない)
「考える運転手」
持ち込んだ際、編集氏に
「これはつまらないですね」
と言われた。私もそう思う。
コピペ&繰り返しで枯淡とした笑いとかはどうか、とかそういうことを考えていた。引きの笑い、つーかスカシ系というか。大失敗してるけど。
「天気予報の人」
CGが使いたかったんだね、みたいな。だったら円柱のポリゴンをもっと増やせよ、みたいな。どう見ても32角柱じゃねぇか。
ノリとかギャグの見せ方は、浅倉家っぽいな。
「4コマ」
前述3作が、やや実験的すぎるかと思って、素の自分を出すようにして描いた4コマ群。(今も続けてる(注:2009 年に中断した))自サイトの4コマの延長、みたいな感じで描いてみた。
品質の差が激しいな。持ち込んだ頃は無難にまとまってるつもりだった。不出来に気がついてなかったんだなぁ。
「おじいちゃんの芸術」
これも、キレイにまとまった短編も描きます的な、プレゼンのために描いたマンガ。まぁ、つまんないですよね。
〝面白い〟よりも〝まとまってる〟のを優先して描いているのだから当然だけど。目的がズレている。
作者がいかに車というものに興味が無いかがわかる2ページ目。
総括
我ながら変な怪しさはあると思った。
追記:2020-06-01
読み返したところ、作品の一部が配慮の足りない表現であったため、削除いたしました(4コマの9本目と10本目)。言い回しの一部を変えれば済むようなものでもなかったので、削除することにいたしました。ご了承ください。