離職したので2018年11月に話題になった住宅確保給付金の説明を聞きに行ってきた。
昨年(2018年)の11月にツイッターで「住宅確保給付金」の話がバズってました。
>swepさんのツイート: “だからいいたいのは、仕事辞めたらまずは福祉課に相談に行け。そんで家賃補助金もらいなさい。最大9ヶ月貰えるらしいから。そんで、その後にハロワに行って失業給付金の申請しな。そうすると、両方貰えるんだよ。でも、逆の順番だと貰えないんだよ。福祉課で直接聞いてきたんだ。”
https://twitter.com/swepwtf/status/1058274661979500544
これは中々にバズったので、実際のとこどうなん?と真面目に調べた後追い記事も散見されます。
>失業者への家賃補助制度(住居確保給付金)について役所で詳しく聞いてきたので要点をまとめます! – A1理論はミニマリスト
https://okite.hatenadiary.jp/entry/jyukyokakuhokyufukin
>会社を辞めたとき受けられる公共福祉サービスはこんなにある 「失業手当」「再就職手当」「住居確保給付金」 – wezzy|ウェジー
https://wezz-y.com/archives/60666
まー、このときはすぐに必要なかったので、私は後追い記事を読みませんでした。
が。つい先月末、離職しました。
となると、もらえるものならメガデモコモドール64、もとい冬でも小袖。 なんでもほしがるクレクレタコラ。私でも申請すればもらえるの?思うじゃないですか。
ところが、もらうためにはハロワで職探しして再就職の意思を示さねばならないらしい。でも先に失業保険をもらうと住居確保給付金がもらえない。なんじゃそりゃ。よくわからん。矛盾してねえ?みたいに、最初のツイートしか読んでないので、よくわからない所がいろいろ出てきました。
というわけで、聞きに行きました。ネットで調べて勝手判断で早合点するより、ちゃんと口頭で説明してもらった方がよいだろう、ということで。
話を引っ張るのは嫌いな方なので、先に結論を書きましょう。
原則、住居を失った人または失うおそれがある人のための支援制度。なので、住居を失うおそれのない人はお呼びじゃない。離職したら必ず支援してもらえるわけじゃない。
ということだったのでした。やっぱ世の中、そんなにうめぇ話はねえや。はい解散解散。
つまり、離職等により経済的に困窮し、住居を失った又はそのおそれがある者に対し、住居確保給付金を支給するこ
とにより、安定した住居の確保と就労自立を図る
のが目的なのです。だから
貯金がある奴ァ俺んとこへ来んな!でありまして、東京都の一級地に一人暮らしの場合、貯金が 50 万以上あると対象外ですよってこと。すかんぴんになって、住居を失うおそれが出てきてから出直しやがれってぇ話です。そして、
(申請月の)収入のある奴ァ俺んとこへ来んな!です。これはざっくり説明で、説明文をそのまま引用すると申請月の世帯収入合計額が、基準額(市町村民税均等割が非課税となる収入額の1/12)+家賃額以下
でないと、申請できません。なるほどわかりません!
めっちゃはしょると、東京都の一級地に一人暮らしの場合、申請月の収入が13.8万円以上ある人は対象外ですよってこと。一級地じゃない板橋区の安アパート暮らしの私の場合、収入が8万程あったら、給付資格なしになるということでした。会社を離職してもユーチューバーで月に何十万も稼いでるなんて人は、垢BANされてから出直しやがれってぇ話です。
そして失業保険も当然、収入ですから、失業保険給付による収入が基準額を超えてたら、その月は申請できません。失業保険の申請より先にっていうのは、そういうことなんでしょうね。失業保険をもらってる間は「経済的に困窮し、住居を失った又はそのおそれがある者」とは言い難いのでしょう。失業保険をもらえなくなってから出直しやがれってぇ話です。