注:この記事は 2006 年に書かれました。このテーマはその後、ネットの集合知によって研究が進んでいます。より正確で濃い情報をお求めの方は、このエントリではなく、新しい情報を検索することをおすすめいたします。
ビキニ鎧の起源の考察
SSMGの人の日記 – ライトファンタジーオタはビキニ鎧の夢を見る
http://d.hatena.ne.jp/megyumi/20060528/p4
私も起源について少年シリウスの担当さんとあーだこーだと雑談したことがあります。
その時の結論としては、
「源流はアメリカ1940年代のパルプSF雑誌の表紙/挿絵なんじゃねーの?」
という辺りに落ち着きました。
それより先に遡って祖先を見出すことはできるんでしょうが、 ビキニ鎧というジャンルが確定したのはパルプSF雑誌だと思います。 その後、SF→ファンタジー とシフトしていったのではないでしょうか?
と、思って、とりあえず手持ちの『図説 ロボット』(野田昌宏)をひもといてみました。 (実は『図説 ロケット』と『図説 異星人』は買ってないんですよね。トホホ)
ビキニ鎧の父
(C)Bergey,Earle,K. 1945
(C)Bergey,Earle,K. 1945
(C)Bergey,Earle,K. 1948
(おそらく)(C)Bergey,Earle,K. 1950
(C)Orban,Paul. 1952
画像はいずれも『図説 ロボット』(野田昌宏)から。
サンプル数が少ない。 最初の一枚はかろうじて鎧っぽいけど、残りは鎧というよりは〝中世風ビキニ〟。 (というか、3枚目と4枚目はビキニじゃないか。しまった。勘違い) 見つかった絵の5枚中の4枚が、バーギー・アール・Kによるもの。
そんなわけで断言するには心細いんですが、個人的にはバーギー・アール・Kを〝ビキニ鎧の父〟と呼んでもいいんじゃないかと思いました。
前ブログのコメント欄から転載
識者Bar ガチッとまとめておきます。
「ビキニ鎧。あれはいいものだ…」
桝田みちや 我々が80年代に生み出したビキニ鎧の量で・・・ ジオンは、あと十年は戦える!