2003年5月21日モーニング臨時増刊号『アーリーモーニング』に掲載された読みきりマンガです。
(追記:2019-12-26)マンガ図書館Zおよび Kindle 無料マンガでも読めるようにしました。ご利用ください。提供を停止しました。停止年月日は覚えておりませんが、2020年だったと思います。
end.
述懐
はじめて仕上げをPCでやった作品ですね。 当時のマシンが非力だったんで300dpiで仕上げてしまったことと、 背景やらトーン処理において、細かく反省点があります。 こんな線数の高い縞トーンは今だったら使わないなぁ、とか。
ブーイングはモーニングのもじり、鳥羽賞はちば賞のもじり、 なんですが、だからといって自伝じゃないですよ。 主人公はメガネ君ですが、だからといって自伝じゃないですよ。念のため。
「どうします?賞に出しますか?」
と聞かれた所だけ、実体験をそのまま流用しましたが。実際には
桝田道也のケース:
編「どうします?賞に出しますか?」
私「じゃあ出します」
編「ちば賞とMANGAOPEN、どっちに出します?」
私「結果が早くわかる方がいいです」
編「締切りが近いのはちば賞ですね」
私「じゃあ、ちば賞でお願いします」
こんな感じでした。
このマンガ、わりと気に入ってたんで、できれば続けたかったなぁ(つまりアンケートの結果はかんばしくなかったのである)
マンガ持ち込みマンガ『モチコミュニケーション!』第ニ話
2話同時掲載の2本目。このシリーズは、この第2話でお終いです。
end.
述懐
特になし。
おまけ:アーリーモーニング広告マンガ
2003 年のモーニング増刊『アーリーモーニング』の宣伝マンガです。二週にわたって講談社刊行のマンガ誌(モーニング、ヤングマガジンなど)に載りました。
その2もあるんですが、セリフを打ち直すのに思ったより手間がかかってて、まだ終わってないので後日に回します。
追記:2008-05-12
その2を追加しました(ページ下部)。上で〝後日に回します〟と書いてから 10 ヶ月後かい……
その1
その2
述懐
広告なので入れなきゃならない要素が多かった、というのもありますが、 今の自分なら極力避けるような小さい字のセリフばっかりですね。
改行位置など、変すぎるので直したい誘惑に駆られましたが、 とりあえず修正無しで当時のままにしました。 ただし、少しでも読みやすくなるようフォントサイズや行間は一部変更しました。
仕上げを PC に移行した直後の作品かつ、初めてのカラーですね。 不慣れかつ力みすぎ……という気がします。
講談社のマンガ誌の多くに載ったはずなので、 マンガ内のセリフの「買ったばかりのモーニング」と「バガボンド」は、 広告が掲載された雑誌に合わせて変化した……はずです。
アーリーモーニングのコンセプトが
「完全に新人の読みきりだけ(たしか、執筆陣に当時、単著のあった人はいなかったはず)の雑誌」
という無謀きわまりないものだったので、当たり前だが名前で客を呼べる看板作家がいなかった。
それで、浅倉家でモーニング読者にはわずかながらにも認知されていた私ごときに宣伝マンガのお鉢が回ってきたという次第。
前ブログのコメント欄から転載
アサノ おお、すごい。
いい仕事してるじゃないですか。
その2のオチ最高!
桝田道也 いい仕事してた(過去形)です(^^;
もう五年前の作品なんで……
い、いやっ、今もいい仕事してますよ!
私はいつだっていい仕事をしています(断言!)