ミリペンをラベリングして作業効率を上げる
STAEDTLERのピグメントライナーがデザインをマイナーチェンジしていたことに、今ごろ気付きました(デザインを変更したのは 2005 年の上半期中だと思いますが……)。
上が旧デザイン。下が新デザイン。
古い方はミリペンの太さをを示す文字に、太さごとに違う色が割り振られていたのですが、新デザインでは同じ色で統一されてしまいました。
残念ながら、このデザイン変更によって目的のペンを選ぶのがちょっとだけ難しくなってしまったわけです。機能美という観点から見れば、デザイン改悪でしょう。
いや、STAEDTLERの考え方もわかるんですよ。色覚障碍(がい)のある人には、色による差異では使いにくかったでしょうから(特に0.05と0.2と0.5は地のグレーとの明度差が少ないので赤を判別できない人には、かなり見づらかったのではないかと)。
要するに、古いほうのデザインはユニバーサルデザイン的じゃなかったわけです。
でも、マイナーチェンジの際に、太さごとにフォントを変えるとか色々とやりようはあったはずですよね。
ラベルを貼ろう
ボヤいてもしかたがないので、ラベリングして対処することにしました。
STAEDTLERに限らず、多くのミリペンは太さごとのデザインの差異が少なく、〝欲しいと思った太さのペンが中々見つからずイライラします〟ことが多いので、ラベリングすれば作業効率が少しは上がるでしょう。
100円ショップは便利
こんなとき、100円ショップは便利。ダイソーにて購入。
ちなみにこのテープカッター、予想を裏切らず非常に使いにくかったです。100円には100円のワケがありますね。
完成
こんな具合になりました。貼ってみると、蛍光イエローと蛍光グリーンの見分けがつきにくかったので、0.05の方は剥がしました。
何も貼ってない、というのも一つのラベルというわけです。
なんで日付けを書いているかというと
私は欲しい太さのペンを紛失して作業がストップ……という事態を避けるため、0.05~0.5は常に3本以上をストックしています。
できれば古い方から使い潰していきたいので、使い始めに白いテープを貼って、使い始めた日付を記入することにしたのです。
これが意外に便利でした。
インクガ減れば当然、かすれてくるわけですが、日付の記入があるおかけで、
「ここは線がかすれては困る」
「少しだけカスレが欲しい」
「めっちゃカスレた線が欲しい」
などの欲求に応じたペン選びの効率が上がったのでした。