昭和のギャグアニメのエンディングテーマが哀しい件
とりあえず記憶を頼りにパッと思い浮かんだものを4つ。
元祖天才バカボン『元祖天才バカボンの春』
作詞 : 赤塚不二夫 作曲 : 渡辺岳夫 編曲 : あかのたちお 歌 : コロムビアゆりかご会、こおろぎ’73
>♪41歳の春だから 元祖天才バカボンのパパだから 冷たい目で見ないで
はじめ人間ギャートルズ『やつらの足音のバラード』
作詞 : 園山俊二 作曲 : かまやつひろし
>♪なんにもない なんにもない まったく なんにもない
あさりちゃん『私は女の子』
作詞 : 砂原十吾 作曲 : 小林亜星 編曲 : 武市昌久 歌 : 前川陽子、こおろぎ’73
>♪ママ もっと本当の事言って パパ もっと一緒に遊んでよ
オヨネコぶーにゃん『ネコは言いたい』
作詞 : 伊藤アキラ 作曲 : 小林亜星 編曲 : 渡辺岳夫 歌 : 高田弘
>♪ほとんどブタ でもネコ ほとんどダメ でもネコ 生きていかなきゃ ならないの
あと『アラレちゃん』のエンディング『アレアレアラレちゃん』
作詞 : 冬杜花代子 作曲 : 菊池俊輔 編曲 : たかしまあきひこ 歌 : 水森亜土、こおろぎ’73
「>♪ペンギン村からオハコンバンチワ 右向いて左向いてバイちゃバイチャ
」
や『あたしンち』(※言うまでもなく平成のアニメ)のエンディングは、歌詞は哀しくないけどメロディーはしんみり系だったかな。
『元祖天才バカボン』・『はじめ人間ギャートルズ』がアニメ化された1970代前半は、PTAが今よりずっと幅を利かせてた時代。
『元祖天才バカボン』や『はじめ人間ギャートルズ』は、エンディングで哀しく哲学的な内容を歌って、マジメなふりをしてみせる必要があったのかなぁ……と思うのです。ふざけてるだけじゃないんですよ、というおためごかし。
『元祖天才バカボン』の前作『天才バカボン』のエンディングと言えば、『その日は朝から夜だった』という、ナンセンスの極致。
オープニングから本編そしてエンディングと徹頭徹尾ナンセンスでは、アタマのお堅いバカな大人達が
「いいかげんにしろ!」
と、お怒りになったのではないかと思うんですよ。
『あさりちゃん』『オヨネコぶーにゃん』は単なる『元祖天才バカボン』のマネ
踏襲のような気がします。
『元祖天才バカボン』を踏襲すれば王道ギャグアニメって感じもするし。……という、無根拠かつ推測の話でした。
それにしても、『あさりちゃん』のエンディング歌詞は重過ぎるとあらためて思いました。
これまで何人もの人が幾度となく同じ感想を吐くのを聞いてきたけど。
でもまぁ、本編でたっぷり笑ってエンディングでしんみりするってのは、なかなか心地良いですよね。 『あさりちゃん』は別として。
前ブログのコメント欄から転載
ひろゆき >♪押しつぶされて、貼り付いて 死んだその日が誕生日
ど根性ガエルのエンディングもわりとシュール。
あさりちゃん・・・う~ん、どうも曲が思い浮かばないなぁ。
桝田(み) レスすると歳がバレるインターネッツはここです。
桝田(み) というか、エンディングって
>男の意~地を見せるでや~んす
じゃなかったっけ?
>♪押しつぶされて、貼り付いて 死んだその日が誕生日
……ひょっとするとエンディングじゃなくて、オープニングの2番の歌詞?
>あさりちゃん・・・う~ん、どうも曲が思い浮かばないなぁ。
実は自分も。ただ、やたら哀しかった記憶だけ残ってたんで。
ひろゆき それは「ど根性でヤンス」だったと思う。
こっちは「ど根性音頭」だっけな・・・出だしはこう。
♪な~いない ないぞ ヘソがない
♪あ~るある あるぞ ど根性
♪押しつぶされて 貼り付いて・・・
他には「ど根性マーチ」もあったような気が。
桝田(み) 歌詞を見てもサッパリ思い出せねっす。 _orz < 正直、申し訳ない。