昔、『Phantasie』という地味良ゲーがあった
日本ではPC-8801とFM-7で出たのかな。他の機種はどうだったか知りませんが。
元々はApple IIのゲームで、地味ながら良作なRPGでした。
が、すでに国産RPGに良い作品がたくさん出始めた頃で、地味でとっつきにくい洋ゲーだったために日本ではあまりヒットしなかったんですね。
オリジナルを開発したのはSSI。『アイ オブ ザ ビホルダー』で知られる会社です。
概要
↓この辺を参照してください。
- ファンタジーシリーズ
- ファンタジー
- http://www.digital-palm.com/88lib/library/1987/1987_3.htm#fan
- Phantasie(wikipedia):英語
- Phantasie(gamebase64.com):英語
バトルシステムはFF1の元ネタ?
6/21の日記にも少し書きましたが、
うだうだ書くページ – うだうだ書かれる日記 : 別に毎日書かなくても
http://ladios.true-gamers.net/modules/wordpress/index.php/archives/2005/05/25/100/
に『Phantasie』はファイナルファンタジー1のバトルシステムの元ネタであるとの指摘があって、なるほど言われてみれば確かに……と思ったのですが。
ところが画像検索してみると、オリジナル(英語版)の戦闘画面はサイドビューではなかったようで。
Phantasie ScreenShots
http://www.mobygames.com/game/phantasie/screenshots
戦闘画面をサイドビューにしたのは日本版の独自仕様だったらしいんですよ。
でも、肝心の日本版の戦闘画面画像が見つからない。かろうじて見つかったのがコレ。
http://www.digital-palm.com/88lib/library/1987/PHAN204.gif
(C) SSI / スタークラフト
無理矢理引き伸ばして、注釈を加えると以下のようになります。
で、バックアタックの時はこれが逆になる、と。
気になったのは、前述した英語の紹介記事を(エキサイト翻訳で)読んでも、 前衛・後衛の概念やバックアタックに関する記述が見あたらないことなんですよね。
ひょっとしたら、そのシステムも日本語版を制作したスタークラフトが独自で加味した要素なのかも……?
DOS版を手に入れて確認できたらいいんですけど。難しいだろうなぁ。
前ブログへのトラックバック欄から転載
綺麗に終わったと思ってたPhantasieの話 http://ladios.true-gamers.net/modules/wordpress/index.php/archives/2005/06/24/113/
な、なんだってー!(AA略確かに。でも元の戦闘画面の方が余計に初期FFっぽい気もせんでもないですね。縦と横が違うだけで。スタークラフトがインターフェースをかなり弄ったという話は聞いてたんです?.. うだうだ書かれる日記