大晦日は築地本願寺へ
昨年末は帰省せず、両親が上京してきました。 で、せっかくだから東京見物、どこ行こう?ってことで、 私の希望で築地本願寺へ。本人らの希望を聞けよって感じですが。 いや、でも、まぁ東京の面白スポットではあると思うので。
東京都中央区。畏れ多くも日本の帝都・東京の、その中央。
そこに鎮座なされている本格的古代インド風寺院。 それが築地本願寺。
建築家は伊東忠太(→ウィキペディア)。 法隆寺の支柱の膨らみはギリシャ建築がルーツ、日本はシルクロードの終着点……なる説で有名ですな。学校で習ったような記憶がありますな。
学問的には立証されていない
– とウィキペディアには書かれていますな。にべもないですな。
しかし、正午前に行ったらものすごい逆光。寺院自体が北西を向いているので、 昼前後には逆光になってしまうのですよ。 まいった。
おお、2009 年の干支!背中のあたりの肉がボリュームありすぎてラクダみたいになってるが、気にしない!
ウマー
インドといったら象。それは「なるほど」と言ったら「ザ・ワールド」と同じくらい強固なタッグ。
しかしこちらの象はえらくハリボテっぽい上に変な眉毛まで……。 この眉毛は誰か不心得者がラクガキしたのだろうか?不謹慎な。
インド本国に置いては白牛と白象はどっちがえらいんだろう?
「宋時代」って書いてあるから中国の菩薩像か。 日本の菩薩観と違っていかめしい感じがする。 惑星開発委員会“シ”の手先という感じだ。
外観はインドインドしてるのに、 本堂の祭壇あたりはとっても和風。だって日本のお寺ですもの。
築地本願寺は外観も良いけど、中も良いんだよね。
本堂からドア一つ隔てて通路に入ると、このまったり具合。 昭和生まれの人間にはたまりませんわん。なごむ~。 はじめて来たとは思えないほど落ち着く~。
控え室だか待合室だか。こんな雰囲気の良い場所なら一日中ダラダラできる。
ていうかどっかのおばちゃんが超熟睡してるし。
ふはは、ホログラム如来程度の怪しさでは、このまったり空間はビクともせんわーっ!!
一人で来てたらもっと舐めるように見てまわったんですけどね。 そうもいかず、パイプオルガンを見るのも忘れました。また今度来よう。
なにかのフタ。いちいちかっこいい。
ともあれ、写真を撮りたいなら時間を選んで行くべきっすね>築地本願寺。
築地本願寺なので、こんな感じのお坊さんがいらっしゃるかと期待しましたが、いませんでした。おわり。
このあと、なにも知らない私が
「せっかく築地だから魚が食べたい」
とのたまってしまい、大晦日の築地の阿鼻叫喚の中へ……
パパママごめん。