百均のプラ水筒が液漏れするので、買い換えることにした。
いままで、二日以上の旅行、あるいは真夏にママチャリで日帰り旅行するときには、百均のプラ水筒を持って行っていた。
しかし、カバンの中で若干、液漏れしすることがあった。あんまりよろしくない。カバンにはデジカメを素のまま突っ込むこともあるダメ野郎な私だから。
水筒を物色したのはホームセンター。探しているものがあった。保存容器 広口びん 500ml 168 円。これにしよう。
追記 2023-06-17 記事を書いて6年後に、この工夫の継続状況について記しましょう。数日にわたる電車旅行の時は、今でもこの水筒を持って行っています。しかし真夏の一日ママチャリ旅行には、めったに持って行かなくなりました。というのもスーパーでクラッシュアイスを1kg購入し、入るだけサーモスに氷を移し、残りは適度に溶けた頃合いにストローで飲むというハックを開発したので。自転車旅行だとクラッシュアイスの袋を前かごに放置できるので(盗む人はいないし盗まれてもたかだか120円程度のダメージ)カバンにいれる必要が無く、サーモスさえあればいいってなったのです。
私の水筒観
旅行中、私の水筒の中身は、たいてい常温の水である。
サーモスも持ってるし、それも持っていくんだけど、そちらは夏なら氷を入れる容器として、冬なら暖かいスープを入れる容器として専念してもらって、飲み水はプラ容器に常温で持ち歩くのが私の流儀。
夏に冷たい飲み物があるのは最高だし、熱中症対策にもよいのだけれど、いかんせん盛夏のチャリ旅行では 500ml なんて、すぐ飲み干してしまうのだ。だから氷は氷として別に保存し、基本は常温の水を飲む。我慢できなくなったら氷を入れて飲む。これで長時間ライドもへっちゃらだ。
常温水は公園などで頻繁補充できるけど、氷はコンビニやスーパーでしか補充ができない。超絶めんどくさがりの私が、めんどくさがらずに氷と水を別々にするようになったのは、そういう理由だ。
で、常温水でいいんだったら、軽くて安価なプラ水筒がいいに決まってる。 たためるやつは、フニャフニャで好きになれんかった。
液漏れしない常温プラ水筒なら、もっと上等なやつがある。
たとえばナルゲンとか、ナルゲンとか、ナルゲンだ。
ナルゲンは、もともと科学者が職場の実験用品をピクニックに使ったら好評だったということで始まったブランドで、軽くて漏れなくて手入れしやすいことで有名な水筒のブランドだ。
わたしも、できることなら、これが欲しい。168 円の広口ポリ容器は、軽くて漏れなさそう(中ブタもあるし)ではあるが、ポリ容器のポリ臭がするからだ。
昔のビニール容器のお茶をほうふつとさせる匂いで、決して嫌いじゃないが、無い方がいい匂いなのは確かだ。
……が、ナルゲンは高かった。いくら軽くて漏れなくても、保温機能のないプラ水筒で 1000 円オーバーはありえんのだ。
なぜなら、水筒は非常に失くしやすいからだ(お前だけだ、という幻聴アリ)
これまでに何度も、水筒を置き忘れてきたリ、自転車のカゴに入れたままにしてその場を離れ盗まれたりしてきたので、プラ水筒に 300 円以上はかけられない、というのが私の金銭感覚となった。
なくしてもあきらめがつく金額。そのためなら、ポリ臭さなぞ、許容範囲である。
保存容器 広口びん 500ml。科学者とかが試料やなんかを小分けして保存しておくためのものだ。基本的にはナルゲンの先祖返りであって、だから、これでいいのだ。
ちなみにナルゲンにも本来の実験用品のポリ容器があって、アウトドア用水筒よりはかなりお安い。買ってないけど、おそらくポリ臭いだろうと思う。
ボタバッグに憧れた時期もあったけど、値段がネックなのと、めんどくさがりの自分に手入れできそうにないので、買わずじまい。
20 代の頃はスキットルにウイスキーを入れて持ち歩く、というのにダンディズムを感じて憧れていた。
スキットルじゃなくてポケットウイスキーの小瓶を持ち歩いてみて、ああ、邪魔なだけだな、と気づいて熱が冷めた。そもそも、自分が一人酒をあんまり好まないのに、持ち歩いたって、ねえ。
でも、昔は Amazon でスキットルを探したら安くても 5,000 円はした。今は 1000 円くらいの格安品まであるので、遊び半分で手を出しやすいかもね。
ミリタリー水筒の亀みたいな形状のやつに対するノスタルジックな気持ちはまだくすぶってるけど、やっぱり、旅行用としちゃ邪魔だよなー、と冷静になってしまう。
Amazon の一覧を見てたら、ミリタリー水筒にもナルゲン製品があって、ほんと普及してるなー、と思った。