セイタカアワダチソウの新芽が食べられると聞いたので
セイタカアワダチソウの新芽が食べられるとネットで知りました。 キク科ですしね。キク科は〝実は食べられる野草〟の宝庫ですな。タンポポとか。
そんなわけで、とりあえず摘んできました。 おばちゃんの好奇の視線が背中に刺さるぜ。
新芽だけつんでたらなかなか量が増えないので、 途中から面倒になって〝やや新芽〟〝ギリギリ新芽〟〝ひょっとすると新芽かもしれない〟 部分まで摘んでしまったような……
揚げりゃたいがいのものは食えるんだよ
しかし、私は揚げ物はほとんど作ったことがない。天ぷら鍋も持ってない。
写真は掻き揚げのようなものをつくろうとしたけど全然、カラリと揚がらずに油でベチョベチョになった〝セイタカアワダチソウの新芽の油ギトギト小麦粉ダンゴ〟
味ですか?まぁ、食えなくはない。簡単に言うと不味い。が、驚くほど不味いわけでもない。 そんなとこですか。 苦味と青臭さの強烈な春菊の天ぷら。そういう感じ。
とりあえず調理に困ったらおひたしだよねー
残りは水に浸して重曹入れてアク抜きして、おひたしにしてみた。
写真はまあまあ美味しそうに撮れた。
が。
味ですか?まぁ、吐き出すほどではない。簡単に言うと激マズ。 あとからジワジワくる苦さと青臭さ。揚げたときとは比べ物にならないほど強烈すぎる野趣。 アク抜きがまるで足りてなかった。
匂いといい味といい、ヨモギと春菊を足して二で割って四を掛けたような感じだった。 麺に練りこむとかすれば良かったのかもしれない。違うかもしれない。
オススメはしませんが
そんなこんなで、まったくオススメしませんが食料自給率の低い我が国のことですから、 未来のいつか、戦時下になったときのために〝セイタカアワダチソウは食べられる〟ということを覚えておくのもいいかもしれませんね。
どうしても自分でもやるという方は〝できれば揚げること・アク抜きは念入りに〟の二点を忘れずに。あと、犬猫のオシッコがかかってなさそうな場所で摘むこと。よく洗うこと。