カリ城パスタを作った
世の中には心に効く料理がある。 一番単純な例なら、ほうれんそう料理。 自分がポパイであると思い込むことができるならば、それなりにカラ元気が出せる。 同様にLサイズのピザも、 自分が「ギーグと戦闘中のネス」「10代突然変異亀忍者」だと思えば活力のもとになる。 ラザニアだって、肉が入ってないと思えばその瞬間から気分はスターダストボーイズだ。
そんな「脳内妄想に変換することで心に効かせられる料理」の最たるものが、 映画『ルパン三世 カリオストロの城』でルパンと次元が奪い合って食べていた肉団子パスタだよなぁ、 と先日ウェブを徘徊中に見つけたページで思ったのだ。 あれこそ「これから困難な仕事に立ち向かわねばならない者が明日への活力のために食べる料理」だと。
「カリオストロの城」風スパゲッティ
http://arc-station.net/hoshinon/mypage/page/sonota/karisupa/karisupa.html
これだ!これしかない!心が弱り気味の今の自分を奮い立たせるにはこれを作って食べるしかない! と、そう思ったのだ。 (余談ながら、 料理研究家のケンタロウ氏の著書『うれしい煮物』の中にも 『ルパン三世のミートボールパスタ』というレシピが載ってるらしい。by Google調べ)
で、さっそく作ることに。心が弱っててミートボールやソースを手作りするほどの気力は無いので、 そこは出来合いのものを使って作ろうかと。 が、しかし。リンク先の作例にはちょっとだけ不満が。 やはり映画と同様に、「超・大・盛」じゃなくっちゃね、と思うわけですよ。
そう、これくらい。
どどーん。
よっしゃ~っ!できた~っ!食らうぜ~っ!
バクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバク……
ごめんなさい。残りは明日食べることにしていいですか?
「…………」
– 完 –
おまけ
ミートボールはできあいのものをつかった。
「業務用」てアンタ。何、始める気だよ>自分。