このエントリは2004年に書かれました。SNSの普及以降、こうしたいわゆる「まちがってるのに人口に膾炙してしまった雑学」を正していこうというムーブメントが出てきましたが、2004年当時は、まだそれほどだったと記憶しています。
雑学ブームの落とし穴
「トリビアの泉」ヒットしてからというもの雑学ブームが続いている。が、いわゆる「雑学のタネ本」に書いてあるネタが本当だとは限らないという話。
「言語を生み出す本能」という言語学の本を読んでいたら、
「イヌイットが雪を表現する言葉を200以上持つという話は都市伝説である」
という一説に突き当たった。
「イヌイットは雪を表現する言葉を200以上持つ」
という話はこの手の雑学ネタでは有名かつ定番のネタで、いかにもありそうな話なので自分は素直に信じていた。
だから、都市伝説だと断言されてチトびっくり。検索して調べてみた。