1990 年代の各種漫画賞の受賞作一覧
最終更新:2020/09/12
リストの中で太字、または強調表示されているものは、2冠または3冠以上の受賞作です。
主にウィキペディア調べ。
- 講談社漫画賞 – ウィキペディア
- 小学館漫画賞 – ウィキペディア
- 日本漫画家協会賞 – ウィキペディア
- 文芸春秋漫画賞 – ウィキペディア
- 手塚治虫文化賞 – Wikipedia
- 文化庁メディア芸術祭マンガ部門 – Wikipedia
1990
- 小学館漫画賞
- 『あまいぞ!男吾』 Moo.念平
- 『機動警察パトレイバー』 ゆうきまさみ
- 『王家の紋章』 細川智栄子あんど芙~みん
- 『はじめちゃんが一番!』 渡辺多恵子
- 『F-エフ-』 六田登
- 講談社漫画賞
- 『修羅の門』 川原正敏
- 『プライド』 万里村奈加
- 『沈黙の艦隊』 かわぐちかいじ
- 『ゴリラーマン』 ハロルド作石
- 日本漫画家協会賞
- 『アンパンマン』 やなせたかし
- 『おかめはちもく』 ささやななえ
- 『ひとコマワールド』 深野正士
- 『HATCATBUT』 マエダパルコ
- 『ナムジ』 安彦良和
- 「現在の漫画文化隆盛の礎を築いた全業績」 手塚治虫
- 文藝春秋漫画賞
- 『パラノ天国』 小槻さとし
- 『ぶったまゲリラ』他 コジロー
1991
- 小学館漫画賞
- 『炎の闘球児 ドッジ弾平』 こしたてつひろ
- 『うしおととら』 藤田和日郎
- 『真コール!』 藤田和子
- 『家族の食卓』『あすなろ白書』 柴門ふみ
- 『犬を飼う』 谷口ジロー
- 講談社漫画賞
- 『はじめの一歩』:森川ジョージ
- 『永遠の野原』:逢坂みえこ
- 『課長島耕作』:弘兼憲史
- 『悪女』:深見じゅん
- 日本漫画家協会賞
- 『CARTOONCOLLECTION』 FECONIPPON
- 『アルカサル-王城-』 青池保子
- 『あんにゃもんにゃ』 野崎慎一郎
- 『三国志』 横山光輝
- 『東周英雄伝』 鄭問
- 『歌舞伎・文楽に寄せて』 榎その
- 『サザエさん』 長谷川町子
- 文藝春秋漫画賞
- 『伝染るんです。』 吉田戦車
1992
- 小学館漫画賞
- 『YAIBA』 青山剛昌
- 『GS美神 極楽大作戦!!』 椎名高志
- 『BASARA』 田村由美
- 『宮本から君へ』 新井英樹
- 『おかみさん』 一丸
- 講談社漫画賞
- 『風光る』 川三番地 原作/七三太朗
- 『うちのママが言うことには』 岩館真理子
- 『ナニワ金融道』 青木雄二
- 日本漫画家協会賞
- 『極楽町一丁目』 二階堂正宏
- 『親なるもの断崖』 曽根富美子
- 『ここだけのふたり!!』 森下裕美
- 『僕とフリオと校庭で』『異界録』 諸星大二郎
- 「政治漫画」 山田紳
- 『ぼくの細道』 志村つね平
- 「日本の漫画文化に貢献した全業績」 横山隆一
- 文藝春秋漫画賞
- 『江口寿史の爆発ディナーショー』 江口寿史
- 『問題サラリーMAN』 中崎タツヤ
1993
- 小学館漫画賞
- 『ワン・モア・ジャンプ』 赤石路代
- 『幽☆遊☆白書』 冨樫義博
- 『薔薇のために』 吉村明美
- 『風の大地』 かざま鋭二 原作/坂田信弘
- 講談社漫画賞
- 『3×3 EYES』 高田裕三
- 『美少女戦士セーラームーン』 武内直子
- 『寄生獣』 岩明均
- 日本漫画家協会賞
- 『よう、怪!快?』 モロズミ勝
- 『オフィ椅子シンドローム』 クロイワ・カズ
- 『イカの墨』 ハシヨシヒサ
- 『「坊っちゃん」の時代』 谷口ジロー 原作/関川夏央
- 『闇の果てから』 津雲むつみ
- 『ナンセンスに賭ける』 峯島正行
- 「一連の作品」 馬場のぼる
- 文藝春秋漫画賞
- 受賞作無し
1994
- 小学館漫画賞
- 『おれは男だ! くにおくん』 穴久保幸作
- 『SLAM DUNK』 井上雄彦
- 『赤ちゃんと僕』 羅川真里茂
- 『墨攻』 森秀樹
- 講談社漫画賞
- 『シュート!』 大島司
- 『君の手がささやいている』 軽部潤子
- 『鉄人ガンマ』 山本康人
- 日本漫画家協会賞
- 『風の谷のナウシカ』 宮崎駿
- 『ナンセンス・スポーツ』 笠松洋
- 『絵ニマルズ』 香取正樹
- 『緋の稜線』 佐伯かよの
- 『Qman九州漫画家協会結成45周年記念』 九州漫画家協会
- 『ドラえもん』 藤子・F・不二雄
- 文藝春秋漫画賞
- 『C級さらりーまん講座』『中流図鑑』 山科けいすけ
1995
- 小学館漫画賞
- 『こっちむいて!みい子』 おのえりこ
- 『MAJOR』 満田拓也
- 『花より男子』 神尾葉子
- 『ギャラリーフェイク』『太郎』 細野不二彦
- 『龍-RON-』 村上もとか
- 講談社漫画賞
- 『金田一少年の事件簿』 さとうふみや 原作/金成陽三郎
- 『世界でいちばん優しい音楽』 小沢真理
- 『花田少年史』 一色まこと
- 日本漫画家協会賞
- 「漫画『サンデーコンサート』展」 小澤一雄
- 『ぐるぐるバイバイまた来てネ』 田中智海
- 『ガラスの仮面』 美内すずえ
- 『どんぐりの家』 山本おさむ
- 「漫画月刊誌『ガロ』を30余年にわたり発行し多くの作家を育てた功績」 長井勝一
- 『アンパンマン』 やなせたかし
- 文藝春秋漫画賞
- 『遠くへいきたい』 とり・みき
1996
- 小学館漫画賞
- 『みどりのマキバオー』 つの丸
- 『め組の大吾』 曽田正人
- 『花音』 さいとうちほ
- 『月下の棋士』 能條純一
- 講談社漫画賞
- 『将太の寿司』 寺沢大介
- 『天然コケッコー』 くらもちふさこ
- 『行け!稲中卓球部』 古谷実
- 日本漫画家協会賞
- 『あっかんべェ一休』 坂口尚
- 『カートゥーンコーナー』 坂井せいごう
- 『男は肥料女は天晴れ』 ぬまじりよしみ
- 『20世紀の366日』 橋本勝
- 『ペッパーミント物語』 森雅之
- 『箱絵』 泉ゆきを
- 「『ゲゲゲの鬼太郎』他一連の妖怪漫画」 水木しげる
- 文藝春秋漫画賞
- 『あたしンち』 けらえいこ
- 『やくみつるの三面マンガ』『オニのやく目玉』 やくみつる
1997
- 小学館漫画賞
- 『忍ペンまん丸』 いがらしみきお
- 『ガンバ!Fly high』 菊田洋之 原作/森末慎二
- 『妖しのセレス』 渡瀬悠宇
- 『あずみ』 小山ゆう
- 講談社漫画賞
- 『龍狼伝』 山原義人
- 『八雲立つ』 樹なつみ
- 『ドラゴンヘッド』 望月峯太郎
- 日本漫画家協会賞
- 『アタゴオル玉手箱』 ますむらひろし
- 「AGON収録作品及び世相漫画」 河原崎弘司
- 『越後屋小判』 奈知未佐子
- 『暢気な兵隊』 青木久利
- 「全作品」 赤塚不二夫
- 文藝春秋漫画賞
- 『新撰組』 黒鉄ヒロシ
- 『ぼくんち』 西原理恵子
- 手塚治虫文化賞
- 『ドラえもん』 藤子・F・不二雄
- 『残酷な神が支配する』 萩尾望都
- (現代マンガ図書館の設立と運営に対して) 内記稔夫
- 文化庁メディア芸術祭
- 『精霊使い』 岡崎武士
- 『無限の住人』 沙村広明
- 『あずみ』 小山ゆう
- 『MONSTER』 浦沢直樹
- 「全作品」 赤塚不二夫
1998
- 小学館漫画賞
- 『エンジェルリップ』 あらいきよこ
- 『ARMS』 皆川亮二
- 『味いちもんめ』 倉田よしみ 原作/あべ善太
- 講談社漫画賞
- 『GTO』 藤沢とおる
- 『こどものおもちゃ』 小花美穂
- 『賭博黙示録カイジ』 福本伸行
- 『蒼天航路』 王欣太
- 日本漫画家協会賞
- 『怪奇版画男』 唐沢なをき
- 『新しい町古い街東京スケッチ』『てくてくスケッチ』 鈴木太郎
- 『あじさいの唄』 森栗丸
- 『錦子の世界』 大山錦子
- 「全作品」 石ノ森章太郎
- 文藝春秋漫画賞
- 一連の似顔絵漫画 針すなお
- 『かいしゃいんのメロディー』 大橋ツヨシ
- 手塚治虫文化賞
- 『「坊っちゃん」の時代』 谷口ジロー 原作/関川夏央
- 『ナニワ金融道』 青木雄二
- (マンガとマンガ界への長年の貢献に対して) 石ノ森章太郎
- 文化庁メディア芸術祭
- 『坂本龍馬』 黒鉄ヒロシ
- 『神童』 さそうあきら
- 『め組の大吾』 曽田正人
- 『ゴン』 田中政志
- 『龍-RON-』 村上もとか
1999
- 小学館漫画賞
- 『うちゅう人 田中太郎』 ながとしやすなり
- 『モンキーターン』 河合克敏
- 『ヒカルの碁』 小畑健 原作/ほったゆみ
- 『バラ色の明日』 いくえみ綾
- 表紙イラスト 日暮修一 , 村松誠
- 講談社漫画賞
- 『カメレオン』 加瀬あつし
- 『ピーチガール』 上田美和
- 『湾岸ミッドナイト』 楠みちはる
- 日本漫画家協会賞
- 『絵で読む阿弥陀経』佐川美代太郎
- 『コボちゃん』『おとぼけ課長』植田まさし
- 『パタリロ!』魔夜峰央
- 『老いは愉し!老人漫画宣言』西澤勇司
- 『名句のせかいを描く』漫画家の絵本の会
- 『クリちゃんの動物園さんぽ』根本進
- 『まっぴら君』加藤芳郎
- 文藝春秋漫画賞
- 『ブッダとシッタカブッダ』 小泉吉宏
- 『中学生日記』 Q.B.B.
- 手塚治虫文化賞
- 『MONSTER』 浦沢直樹
- 『神童』 さそうあきら
- (マンガ批評の優れた業績に対して) 夏目房之介
- 文化庁メディア芸術祭
- 『アイ’ム ホーム』 石坂啓
- 『ALL NUDE』 すぎむらしんいち
- 『国立博物館物語』 岡崎二郎
- 『同じ月を見ている』 土田世紀
- 『遥かな町へ』 谷口ジロー
二冠
- 『「坊っちゃん」の時代』 谷口ジロー 原作/関川夏央[Amazon]
- 『ドラえもん』 藤子・F・不二雄[Amazon]
- 『龍-RON-』 村上もとか[Amazon]
- 『め組の大吾』 曽田正人[Amazon]
- 『あずみ』 小山ゆう[Amazon]
- 『MONSTER』 浦沢直樹[Amazon]
- 『ナニワ金融道』 青木雄二[Amazon]
- 『神童』 さそうあきら[Amazon]
手塚治虫文化賞と文化庁メディア芸術祭が登場した 1997 から、急に二冠を達成する作品が増えてきます。
賞が増えたのだからあたりまえとも言えますが、出版社の思惑から離れた読者目線の漫画賞がようやく登場したということでしょう。
『アンパンマン』が 1990 と 1995 で日本漫画家協会賞を受賞していますが、 大賞と文部大臣賞のちがいはあっても同じ日本漫画家協会賞なので、二冠には含めませんでした。
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