日記 09/25
浅草で牛鍋をご馳走になった。感謝感激。
新京極通り(ウソ)
構図が変なのは歩きながら撮ったから(と、いうことにしてくだせぇ)
創業百年。米久本店(浅草)の牛鍋。
「こちらをそのまま煮るのが創業当時の牛鍋の形で御座います」
「おおお~」
「では、現在は野菜や豆腐を加えますので、お肉をいったん別の皿に降ろしてください」
∧∧
ヽ(・ω・)/ ズコー
\(.\ ノ
、ハ,,、  ̄
ちうわけで、すき焼き。旨い。旨い。旨い。旨い。
戦いすんで日が暮れて。
そこまではよかった。ただ、このあと地獄を見ようとは神ならぬ身の私には知るよしもなかった。 クーラーが効きすぎていたからか、最近、牛肉を食べてなかったから体がビックリしたのか、 自分でも気付かぬうちに体調を崩していたのであった。
二次会で気持ちよく八海山をカパーッカパーッとあけていくうちに、微妙に気持ち悪くなってきた。ビール中ビン2本+日本酒一合くらいかな?やれやれ、ずいぶん酒に弱くなった。 まぁ、明日に酒を持ち越すのもアレだし、無理して吐いておくかと考えた 30 分後、トイレの住人になっていた。吐き気だけでなく下痢まで。
うえはおおみず、したはピーピーシャーシャー、これな~んだ?
ピーピーシャーシャーは宮崎弁ですかそうですか。
結局、間に合わずにお店のトイレの前を吐瀉物で汚してしまったりして、 恥ずかしくてたまらん状態に。あああ。ごめんなさい。
せっかくのお肉や八海山を吐くだけ吐いて、二次会を早退した。 穴があったら入りたい。
帰り際に
「大丈夫?」
と聞かれ、
「全部、吐いちゃったから、もう大丈夫っす」
と笑って答えた。そのときは嘘じゃなかった。
が、本当の地獄はここからだった。
悪寒。寒気。痛み。吐き気。下痢。ようやく、飲みすぎで吐いたのではなく、急性の風邪かなにかだと気がついた。しかし気がついてもどうしようもない。
何度も吐いた。胃の中がカラッポになってもまだ吐いた。 胃がカラッポなのに吐きつづけるのは辛い。苦いんだよ。 胃液だか胆汁だか知らんけど。
地下鉄銀座線を上野で降りるつもりだったが、 意識が朦朧としていたのでうっかり末広町まで行ってしまった。戻る。
が、体調はさらに悪化。一駅ごとに下車してトイレに駆け込む。ベンチで 20 分ほどグッタリする。その繰り返し。 店を出たのが 20 時だったのだが上野に着いたのは 22 時だった。。
路線図を見る。山手線。上野から池袋へは……鶯谷、日暮里、西日暮里、田端、駒込、巣鴨、大塚……無理だ!
これ以上、電車に揺られる体力は無い。そう判断して、上野で野垂れ死ぬことに決めた。
というか、体力が回復するまでどこかで野宿して、回復したら始発で帰ることに決めた。
ここは上野。青空の下を我が家とする人々の聖地・上野。私のような初心者にも優しい土地だろう。 いや、決して好んで野宿しようとしているわけではないのだが。
たまたま昨日、@nifty:デイリーポータルZ:初めての野宿入門を読んでいたので、それを思い出してオススメされていたトイレ野宿をやってみた。
うん。いい……かもしれん。鍵はかかるからいちおう安全だし、気がねすることなく吐ける。
吐いて眠ってを繰り返して5時間ほど寝た。
目が覚めた。ん?鉄パイプに大きな黒いシミが……。サビか?
目の焦点が合う。揺れる触角。Gだ。黒い。大きい。立派。
ここで、ふたつのことに気がついた。
- トイレ野宿はGが苦手な人には向かない
- 私は、自分の部屋以外で見るGは、わりと平気
午前3時。まだ始発まで二時間ある。24 時間営業の立ち食い蕎麦屋で朝食。
悪寒と寒気と痛みと吐き気は治っていた。まだ軽く下痢気味で、すこし二日酔いの頭痛があるくらい。生き返った。生き延びた。
「野宿とかしちゃって、こじらせて肺炎になったらどうすんだ自分。バカなの?死ぬの?」
と思いながら眠った昨夜がウソのようだ。二日酔いは軽く、やはり昨夜の嘔吐の原因は飲みすぎではなかったのだと確信した。
駅が開くまで1時間以上あったので、写真などを撮って時間を潰した。
こういう長時間露光写真、前から一度やってみたかった。 しかし近所で撮っても面白くなさそうだったので今までやらなかったのだ。 やはり、この手の写真はメガシティではいと。 やっと撮れた。めでたしめでたし。
そうこうしているうちに始発が動いた。乗った。
朝焼けが素晴らしかったので、最寄駅ではない下赤塚でいったん下車して空を撮った。余裕あるなー>自分。
おわりよければ、すべてよし。
お詫び
関係者各位へ。
心配とご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。
すみませんすみませんほんとすみませんすみませんすみません……(フェードアウト)