『小言焉馬《えんば》』について
コミック乱 2008 年四月号( 2/27 発売)に載った拙作ギャグマンガです。。
落語は生半可な知識で手を出すと火傷しかねないジャンルなんですが、 どうしてもやってみたかったので、思い切って挑戦してみました。。
かつて落語と言えば日本人の基礎教養と言われたものでしたが、 今やそんなことはなくなりラクゴ・ディバイドが生まれているとかいないとか。
私がどのていどの半可通かと言えば、 テレビで落語をやっていたら好んで観るけど、 寄席に通ったりCDを買ったりしたことは無い。 落語全集な文庫本を数冊読んで超有名どころは知っているけど、 準有名どころは全然知らない……といったところです。
聴いたり読んだりした噺の数は約 50 本くらいだと思います。
うーん、非の打ち所の無い中途半端ぶりだ。
さて、作品について。
タイトルからわかるとおり、大筋は古典落語の『小言幸兵衛』を下敷きにして……初稿は没になって紆余曲折の末、掲載されたバージョンの話になりました。
いつになく何度もネームを描き直しました。難産でしたが、苦労したかいはあった……と、思います。自画自賛、自画自賛。
ところで、『らくごのご』がもう一度、観たいなあ。DVDになるとか番組改変期のスペシャル番組として復活するとかしないかなあ。
↓試し読みあります。
>小言焉馬 – 江戸落語中興の祖 | ブログ桝席
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