今朝、NHK俳壇の再放送を見ていたら次のような俳句が選ばれていたんですよ。
端居(はしい)して つげ義春の闇となる
端居は、縁側など家の端っこの部分に座ること。
縁側に座っていたら、日が落ちて辺りがつげ義春の絵のような、幻想的なモノトーンの世界と化してしまった……という句かな?解説を聞き逃したのでよくわからないけど。
はたしてNHK俳壇の視聴者の何割がつげ義春を知っているのやら。しかも第3席に選ばれるあたり、すごい。
あとでテキストを書店に立ち読みしに行ったら、書店に置いてあるテキストは既に10月号で、くだんの句の解説は読めなかった。
ところで、季語は「闇」になるのか?この句。それとも端居?むずかしいな。