釜石鉄製モニュメント 存続か撤去か
https://web.archive.org/web/20041011044854/http://www.iwate-np.co.jp/news/y2004/m03/d27/NippoNews_8.html
潮風にさらされて、錆びていく様子を楽しむ……というコンセプトのオブジェ。それが、何年たっても当初の予定の黒錆びに変化せず赤錆のままなので、
「汚らしい、撤去するべきだ」
とか、
「そもそも錆びが美しいって考え方が理解できない」
などと問題になっているそうだ。
サビが良いのに。サビが。
当初の予定通りのサビ方をしないのだったら、それはそれで楽しめばいいのに。その程度の心の余裕が無いのなら、そもそもオブジェを駅前に置くなと。あなたがたに芸術は早すぎたのです、と。
ほとんど全国の市区町村がそうなんだが、
「駅前に芸術が欲しい、なんでもいいから芸術が。」
と、理解できないものをありがたがってるからそうなるんだろう。
諸星あたるの部屋に「弾けないギター」があるようなものか。その例えはちがうか。
追記:2020-09-02 気になって、その後を調べてみました。結局、「錆が町の衰退を連想させるので駅前にふさわしくない」という理由で鈴子町に移設されたとのこと。
画像も拝見しましたが、かっこいいオブジェです>鉄製モニュメント『あすに向かって』。
かわりに駅前に設置されたステンレス製(錆びないw)のモニュメントは、個人の感想を正直に述べさせてもらうと「ダッセェwww」ですね。
ともあれ、ナイスな作品が廃棄ではなく移設になったのは、まあ喜ばしく、よい落としどころではないかと思います。