今まで使ってきた竹ベラ(竹ターナー)の一部が欠けてるし、ヒビも入ってるので、買い替えた。
竹ベラを買うと、まず、最初にやることがある。「先っぽを削る」だ。
ナイフの手入れがなってないね。
なぜ、削るのか。
野菜炒めを作ったりサラダを混ぜたりしてるときに、もうちょっと野菜を小さくしたいな……と思う時がある。そういうとき、フライパンの上やボウルの中で野菜を竹ベラで切れたら、便利だ。だから、削って簡単な竹ナイフの機能を追加するのだ。
雑なもんだが、この程度でいい。やすりなどを使って、より薄く、より鋭くすれば、切れ味は上がるが、そうすると竹ベラとしての耐久性が下がって本末転倒になる。
基本的には、竹ベラとしての用途が9割で、たまにフライパンやサラダボウルの上で野菜をザクザクしたい、というための改造なのだ。
キャベツだの大根だのくらいなら、無理やり圧し切ることができる。圧し切り竹べ(ら)である。
圧し切った断面はお世辞にも美味しそうじゃないが、刺身じゃないので、まあ、これでよし。
以上で、この工夫はおしまいだが、欠点にも触れておこう。
軽く触れたが、この加工によって、竹ベラの寿命は縮まる。
先代の竹ベラが一部欠損したり、ヒビが入ったのも、この工夫の副作用だと考えられる。
先代を買ったのは6~8年前だったと思う。こんな改造しなければ10年もったのではないか。
が、そもそも百均の竹ベラなので、10年もつより、改造して野菜を切る機能を追加される利点を、私は選んだ。