歴史は古く言い伝えはやけに多かった剣柄稲荷神社と大クスを見てきた
元日。例年通りまずは宮崎神宮に初詣に行って、さあどこへ行きましょう。
新聞を見ながら、私が見てない巨樹があるみたいだから、ここに行きたいと希望を述べた。
『剣柄稲荷神社』
どこそれ?という顔をする両親。
新聞を見せると、
「ああ、本庄稲荷ね。はいはいわかったわかった」
という反応。正式名称が県民にも知られてなかったようだ。
というわけで。
じっくり見て回るような訪問ではなかったので、狛犬(なのか?これ)を撮った程度。
この神社は古墳の上にあり、その古墳は神武天皇の兄の陵墓とも、景行天皇の妃の陵墓とも、女装したヤマトタケルがクマソを刺した、そのときの短刀が埋蔵されたなど、様々な伝説があるそうだ。
伝説……ということは、証拠となるような品は社宝として伝わってるわけでも発掘されたわけでもないということだろう。そもそも発掘調査がされたのかどうかもよく知らないけど。
ともあれ、古墳時代からある古い神社には違いない。ありがたやありがたや。
くわしいことは↓こちらのページに書いてあった。ありがたやありがたや。
本庄稲荷神社(ほんじょういなりじんじゃ、剣柄稲荷神社)|国富町|宮崎観光
http://shogo33333.ninja-web.net/miyazaki-kourakuti/honjyouinarijinjya/honjyouinarijinjya.html
宮崎県は国富町の本庄にあるので本庄稲荷と呼ばれている。宮崎市から車で一時間とかからないのでわりとおすすめ。国富には他に磨崖仏などもあり、見どころは多い。上記ページによれば、国富は江戸時代、幕府の天領だったそうだ。平成の大合併で周辺と合併することなく孤高を保ったのも、元・天領のプライドがあるのかもしれない。それがいいことかわるいことかはよくわからないけど。
で、参拝もそこそこに、目的の大クス。