訪問日 : 2025-01-03
山陽本線には線路で城郭がぶった切られている城址がふたつあります。ひとつは福山城。そしてもうひとつが三原城です。
そのうち三原城は開発が進んだ結果、天守台と天守台の濠、くらいしか遺構が残っていません(正確には門や櫓の石垣がちょぼちょぼ残ってたり寺社に移築城門が現存してたりするのですが、簡潔に言えば「天守台と濠しか残ってない」となるのです)
そして今回、私は訪問したものの電車の乗り継ぎの待ち時間 30 分くらいで天守台を見ただけです。
写真も少ないですし、本当に「ちょっと行ってみただけ」なので、単独エントリを立てるほどの内容じゃありません。
が、いつかじっくり訪問する日が来ないともかぎらないので、将来のために単独エントリとしました。
線路が城址をぶったぎってるので、改札を出たら1分以内に天守台へ行けます。
ぶったぎってる……と旧国鉄をディスるような書き方をしちゃいましたが、天守台を破壊せず高架線路が天守台をまたぐ形になっています。
天守台に入場できるのは 6:30~22:00。18 きっぷ品川始発なら 18:40 に到着するので余裕で見られますね。まず日没ってますが。
残念画質のスマホと防水コンデジしかなく、写真の出来が残念です。
けっこう石垣が高い気がします。目測と直感で 12~15m くらいかな?
一城につき一ヶ所でエントリーできる石垣高さランキングがあるとしましょう。三原城は 10 位前後くらいになりそうな気がします。ただの直感で根拠はありませんが。
碑には「天拵園」の文字。
明治以後に民間に払い下げられていた時期があり、そのとき天守台にあった料亭が『天拵園』とのこと。
めんどくさがらず三原市教育委員会に問い合わせてくださってる人がいるからたすかります。
> 三原城(続日本100名城) 4 天守台と眺望 | みどりの木のブログ
https://ameblo.jp/idryou/entry-12832487147.html
現在の天守台が庭園風味なのも、料亭時代の名残でしょうかね。
櫓台が見えます。あれが舟入櫓なのか、それともちがうのか、行ってないのでわかりません。
お昼休みにホカ弁買ってここで食べたい、そんなほっこり系天守台。
だれかがバトミントンしてたらしい。この天守台の正しい使い方だと思います。
地上には小早川隆景の像があるんですけどね(実は2024-12-27の 23:00 頃に三原で下車して、天守台が見られなかったので濠を一周して像も撮ったのだけど、やはり夜なので良い写真は撮れなかったのです)。
まあ天守台の周辺遺構は将来への宿題ですね。
三原城は濠に海水を引き込んだ浮城・海城として有名だったはずなのですが、鯉がいるってことは現在は海から分断されているんですね。
2025-01-03 の訪問はここでおしまい。将来の更新があるかどうかわかりませんが、あるといいですね。