先々週に行った場所をいまごろ書いてる日記
(※ このエントリは日記から抜粋して独立させたエントリです)
日本民家園へ行ったとき、同じ生田緑地にある枡形山城址を見てきました。ちなみに岡本太郎美術館は時間がなくて泣く泣くスルー。
枡形山城址、一度見たかったんですよ。地名に私の名前の「桝田」と同じ「枡(桝の異字体)」が付いているから。
すいません。生まれついてのバカなんです。
山頂。曲輪のあった部分。建物などは残っていません。碑と和風なデザインのトイレや管理棟や築地塀っぽい塀があって、ここが城址であることをしのばせてはいるけれども、まぁ普通の公園。
生田緑地は、意外と深い森だった。
枡形山は、山頂に四方が断崖となっている枡形の曲輪があったため、その名がついたといわれています。
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……四角形のように見えるといえば見えるし、見えないと言えば……
しかし三方ではなく、四方が断崖ってことは、そりゃ要害にゃちがいないでしょうが、城を使う側の方も登城が大変だったことでしょう。
もっともこの城は出城というか、多摩川を挟んで北関東勢に対する後北条家の前線基地として使われた城であって、日常的に登城してた城ではなかったようです。
標高 86m くらいらしいのですが、山頂までの道のりで予想以上に汗をかきました。 自転車を押して登ってたせいもありますが。
おや。
ほぼなにもない、普通の公園と化した城址だと思って来たのに、なにやら怪しい建物が……
無理すれば物見櫓に見えないこともない、望楼な展望台でした。
なかなかの眺望。うっすら富士山も見えましたが、ちょうど夕方で逆光がすさまじくて撮ってもムダっぽかったのであきらめました。